京急幼稚園

言葉や様子から子どもの思いを丁寧にくみ取り遊びや活動に反映。

Education Story
 

全ての職員で意見を出し合い
皆で協力し良い環境を作っていく
 

京急電鉄の寄付により1969年に設立された、歴史と伝統ある京急幼稚園。京急電鉄から寄贈された電車のジオラマやからくり時計が、園内に飾られています。電車やバスの車庫見学や洗車体験など、京急幼稚園ならではの活動も行われています。

子どもが遊びを通して学ぶ「総合教育」を推進し、特に充実させているのが屋外での自由制作の時間です。先生があらかじめ段ボールなどの廃材や落ち葉の山などを置いておき、子どもがそれぞれの発想をもとに自由に遊びを発展させていきます。専門の先生による運動遊びや、お茶会で日本の伝統や作法を学ぶことなど、動と静の時間を上手に取り入れています。

日々の活動や行事について、年齢や立場に関係なく全ての職員が気軽に意見を言い合える環境づくりが行われています。植木園長先生は子育てがひと段落したのを機にパートとして再就職し、正職員になったという経歴の持ち主。「先生のおかれている立場や環境が変わるタイミングで様々な選択肢を提示して、無理なく働けるようにしています」と話します。育休後の復帰がしやすいため幅広い年齢層の先生がいて、どんなことも相談しやすい職場です。