三鷹小鳩幼稚園

キリスト教の精神の下、日々の遊びを通して様々な力を身につけていく。

Education Story
 

子どもたちが教えてくれた
素直な心で向き合うことの大切さ
 

自宅に近隣の子どもを招いて開催した日曜学校を前身とする三鷹小鳩幼稚園。学校法人化に伴って園舎を新設した際にこだわったのは、子どもが伸び伸びと遊べる空間を作ることだったそう。教室の壁を取り払い、一部屋を100坪ほどある広さに。床暖房も導入され、子どもが気持ちよく遊べる環境が実現しています。

保育の大半は自由遊びの時間。大山園長先生は「子どもは遊びを通して様々な知恵や人との関わり方などを学びます。先生が知識を教えたり、指示を出すのではなく、子どもの自主性を伸ばしてあげたいと考えています」と話します。

「もし何か失敗して子どもに迷惑をかけたとしても、子どもに素直に『ごめんね』とあやまり、お互い一人の人間同士として話をすると、子どもは『大丈夫だよ』と笑顔で応えてくれるんです」と、園長先生自身の心温まる体験談を聞くことができました。

他園から「東日本大震災の時に役立った」と聞いて新設した井戸は、夏の水遊びにも大いに活躍しています。三鷹の森ジブリ美術館や井の頭恩賜公園もすぐ近くなので、四季折々の風景を眺めながらお弁当を食べるといった機会も。自然とふれあい、生命の大切さを知ることを大切にしているそうです。