おだ認定こども園

「やらせる」のではなく「やりたくなるまで待つ」ことで確実に力を育てる。

Education Story
 

すべての子どもに等しく教育の機会を与えてあげたい
 

園の教育理念は「心・体・人とのつながり」の３つをたくましくすること。このうちの１つに３年間集中的に取り組みます。現在のテーマは「体」のたくましさ。専門家を招き、子どもたちの健やかな体づくりを学ぶ機会を設けています。

「外遊びや遊具を運ぶ動作など、日常の行為一つひとつに、意味を持たせたいと考えています」

体育の授業やスポーツなどの特別な運動を通してではなく、日常的に遊びを通して自然に体を動かせるようになることを目標にしているといいます。

「心・体・人とのつながり」をたくましくする教育の推進の根底にあるのは、子どもの気持ちが第一であるという考え方です。たとえば、友だちと喧嘩をした時も、双方の気持ちを受け止めながら本人が謝りたいと思えるようになるまで、先生たちは辛抱強く待つそうです。

子どもの気持ちをないがしろにして強制的にやらせる大人主導の教育では「自分で考え、人に伝え、人の意見を聞く力」が育たないと危機感を持っているとのこと。子どもの気持ちを大切に、それぞれの歩幅に合わせたチャレンジをサポートしていくことで、子どもたちは確実に力をつけていくことができるのです。