福増幼稚園

子ども達同士が支え合い、優しい心が育つ環境づくり。

Education Story
 

どんな子どもにも平等に教育を与えていきたい
辛いことがあれば一緒に背負っていきたい
 

幅広いカリキュラムを組みながらも、日常を一層盛り上げているのが絵本と音楽。

絵本講演会なども開催しており、毎年約1500人ほどの参加者が集まるのだそうです。
絵本を読むことで子どもたちの頭の中には様々な想像が巡り、そこで知る非日常が日常の一コマに溶け込んでゆく。日常的に読み手となる先生たちも、絵本の選び方や見せ方・話し方などの細かい工夫を確認していました。
さらにちょっとしたすきま時間には、曲を流しリトミックを行ったり、歌を歌ったりする。年少さんからなるべく音楽に触れる時間を設けているといいます。

そんな福増幼稚園では先生たちが声を揃えて「心の優しい子が多い」と話します。その言葉通り、日々の様々な場面で子どもたち同士が手を引く姿が見られるのだそうです。

「子どもたちはお互いに、助けよう・手伝おう・力になろう、とするんです。支援が必要な子に対しても積極的に声を掛けていて、そんな瞬間を目にするとああ素敵だなって誇らしくなっちゃいます」

キリスト教の理念に基づき、見えるものではなく見えない心の育みに力を入れている福増幼稚園。優しい心が顕著に見える瞬間は、友達と接しているときだと言います。
先生たちは子ども達のおかげで、ホッとできる毎日なのだと教えてくれました。