きたはら幼稚園

小さな小さな子どもには、大きな大きな “ ちから ” がある。

Education Story
 

育んできた「幹」は変えず
「枝葉」は時代に合わせ変化させていく
 

「なんで佐藤ちゃんて、佐藤っていう苗字なのー？」子どもたちの知りたい気持ちが、次から次へと先生に向けられます。先生たちが子どもたちと目線を合わせるように膝を曲げ、手を繋ぎ、真摯に応える姿が、キラキラ輝いて見えます。

きたはら幼稚園では、日々の時間の中にたくさんの成長のきっかけがあります。子どもたちの成長を傍で見られることが、先生たちの癒しにもなっています。
「行事の準備は大変ですが、頑張った分だけ、ちゃんと子どもたちが返してくれるんです」

理事長先生は「初めての経験や肌で感じられる機会を増やしていきたい」と話し、行事ひとつひとつに思いが込められています。

「私の幼少期は山に咲いているヤマユリを庭に植え替えて咲かせたり、カナブンの首に糸で首輪をつけて飛ばせながら、散歩したものです。夏には蛍がたくさんいて、蚊帳に放してそれを見ながら眠っていました」

お泊り保育で群馬県片品村に行き、子どもたちに蛍を見せてあげたり、川に遊びに行って魚を掴んだり、畑を耕したり。先生たちにとっても初めての経験となる行事が多いと言います。

「感動している姿を見ていると、もっともっと体験させてあげたい」と思うという理事長先生。きたはら幼稚園での体験は、子どもたちにも先生たちにも最高のプレゼントになっているようです。